非正規・貯金なしの30代独身女性が3200万円の「23区2LDK」を買うまで。"社会的信用が無い"というハンデ乗り越え35年ローンにかけた覚悟
住宅ローンを組む場合、貸し付けをする金融機関はマンションに抵当権を設定する。万が一返済が滞った場合には、そのマンションを売却した代金から貸付金残金を回収するためだ。ところが、マンション価値が低ければ売却価格も安くなるため、担保としての価値がない。
はるなさんの場合、担保物件となるマンションの条件は、築40年以内であること、登記上30㎡以上の広さがあることなどだった。必然的に、当初の条件は変更せざるをえなくなってしまう。
・マンション価格3500万円以下(←1000万円アップ)
・ペット飼育可(変わらず)
・駅徒歩10分以内(←プラス5分延長)
・オートロックではなくてもその他のセキュリティがしっかりしていれば可
・築40年以内
・床面積35㎡以上
不動産事業者は①段取りのよさ②知識・経験③人間性
「マンション探しで一番大事なのは、よい担当者にめぐり合うことだと思います。私の場合、4社の担当者に会いました。そのなかでも、段取りのよさと知識と経験、そして人柄のよさで、1社に絞って紹介を受けるようになりました」
はるなさんによると、担当者に必要なのは、段取りのよさ、知識・経験の豊富さ、人間性の3つ。よい物件はスピード勝負なので、段取りの悪さは命取りだ。
また、住宅ローンの事前審査に対する知識も重要。ベテランになると、どの金融機関がどんな条件のローンを通すかが頭の中に入っており、通りやすい金融機関から優先して審査を依頼してくれる。
最後に、担当者個人の人間性も非常に重要だ。
「不動産業者って、なぜか単身の女性に厳しい傾向があるんです。そのうえ私は非正規だったし、なかにはすごく失礼な態度をとる人もいました。私が『派遣社員です』って言ったら、とたんに興味を失って、全然相手にしてくれませんでした」
はるなさんが選んだのは、20年の経験と知識があり、常に先回りして動いてくれるベテランだった。




















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