非正規・貯金なしの30代独身女性が3200万円の「23区2LDK」を買うまで。"社会的信用が無い"というハンデ乗り越え35年ローンにかけた覚悟
一緒にいても我慢の連続だった十数年。こんな日々が一生続くのかと思うと、結婚に前向きになれなくなった。ちょうどそのころ、友人が離婚に苦労する姿を見ていたこともあり、彼との結婚が怖くなって別れを決意したそうだ。
「マッチングアプリや相談所でも、条件が合う人は見つかっても性格が合うとは限らないじゃないですか。性格が合わない人と結婚すれば、一生我慢が続くだけ。だから、結婚できる気がしなくて」
また、彼女が当時派遣社員として働いていたことにも理由があった。
はるなさんは、以前働いていた会社でひどいパワハラを受けて退職。精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けた。しばらくは正社員として転職活動をする気になれず、派遣社員として働き始めたのだ。長く付き合った男性と別れたのも、同じ時期だった。
一生独身でもかまわないが、東京で一人生きていくためには、「自分の城」と「猫」という守るべき対象が必要だった。
住宅ローン審査は、社会的信用と物件価値の2軸で評価
はるなさんは、SUUMOとathome、2つの住宅サイトを駆使して自分の条件に合う物件を探し、「見学予約」に進んだ。
ところが、実際に不動産業者と話してみると、すぐに条件を変えざるをえないことに気が付いた。
「住宅ローンの審査は、申込者の収入・社会的信用と、物件の担保価値という2軸評価で審査するんです。つまり、私のような社会的信用のない人間だと、ある程度の担保価値がある物件じゃなければ、審査に通らないんですよ」




















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