「ものを覚えるのが苦痛」な人への処方箋とは?――「運動する」「紙で覚える」「アウトプットする」「意味とセットで覚える」がおすすめ

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左:窪田氏、右:青木氏
覚えることに苦手意識を持つ人も、工夫しだいで記憶しやすくなる(左:窪田氏、右:青木氏。いずれも本人提供)
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「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。『近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。
今回は国内外の記憶力競技で優秀な成績を収め、日本メモリースポーツ協会の会長も務める青木健さんを招いてお話を聞いた。第2回では、運動や多様な媒体、アウトプットなど、記憶を取り巻く要素について掘り下げる。

リラックスにも集中力維持にも、運動と体力は不可欠

窪田:記憶と運動の関連も重視されていますね。

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青木:運動は本当に重要だと思っています。メモリースポーツの大会では多くの参加者が、会場至近ではなく、歩いて20〜30分ぐらいの距離にあるホテルを選びます。そうすると、会場までの道のりがちょっとした散歩になってリラックスできますよね。体がほぐれて血のめぐりがよくなり、脳に酸素が行きやすくなる効果もあると思います。

記憶の競技は朝9時から夜7時ぐらいまで行われることもあり、長丁場で集中を維持するには体力も必要になります。それを考えても、やはり一定の運動は大切かなと。

窪田:運動はすればするほど、年齢を経ても活発でいられることがわかっています。私も定期的なジム通いやテニスなどに励んでいますが、肉体の健康やアンチエイジングのためだけでなく、記憶力のためにも運動は効果的なのですね。

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