「ものを覚えること」は一生の趣味になる―メモリースポーツ大会の参加者たちに見る記憶と暗記のお国柄

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左:窪田氏、右:青木氏
国ごとに「記憶」や「暗記」の捉え方はさまざま?(左:窪田氏、右:青木氏。いずれも本人提供)
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「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。『近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。
今回は国内外の記憶力競技で優秀な成績を収め、日本メモリースポーツ協会の会長も務める青木健さんを招いてお話を聞く。最終回となる第4回では、メモリースポーツ競技の参加者の傾向から、世界における「記憶力」の捉え方の違いを考える。

メモリースポーツもインドの参加者が増加

近視は病気です
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窪田:アメリカでは暗記が求められることは少なかったですが、その分、文化として荒削りな印象があります。対して日本は何をするにも完璧主義で、ディティールに凝るところがありますよね。こうした日本人の得意分野が、細かなことを記憶するということにも影響しているのかなと思います。メモリースポーツの競技ではいかがでしょう。どの国や地域が多いなど、参加者の傾向はありますか?

青木:割合としては、やっぱりアジアの人が多いかなという気はします。とくに最近はインドの人が多いですね。これは中国も同じで、単純に国の人口が多いということも関係しているかもしれません。日本や韓国も含め、東アジアの国は世界的に見ても教育熱心なので、記憶力に対する意識も高めなのかと思います。そのせいか、これらの国はとくに子どもの参加者が多いという特徴もあります。

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