「記憶力のプロ」が1万桁の数字を覚えられる理由――根性論でひたすら繰り返しても覚えられないのは当たり前

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左:窪田氏、右:青木氏
「過去100年分の天気」を覚えられる人たちはどんな風に暗記しているのか?(左:窪田氏、右:青木氏。写真はいずれも本人提供)
「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。
近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。今回は国内外の記憶力競技で優秀な成績を収め、日本メモリースポーツ協会の会長も務める青木健さんを招いてお話を聞いた。第1回では、青木さんがメモリースポーツを始めたきっかけや、誰もが参考になる「記憶」のためのポイントなどについて語ってもらう。

きっかけはテレビ番組

近視は病気です
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窪田:大学在学中に、記憶力日本選手権大会でチャンピオンになられました。世界記憶力グランドマスターなどの実績もお持ちですが、青木さんのこれまでの歩みを教えてください。

青木:たぶんほとんどの方が「メモリースポーツ」というものを聞いたことがないと思います。簡単に言えば記憶力を競う競技なのですが、もともとは僕もまったく知りませんでした。2010年ごろにこれを扱ったテレビ番組を見たことをきっかけに、シンプルに面白そうだなと思いました。自分の記憶力をどこまで伸ばせるのか試してみたいなと、本当に興味本位というか、軽い気持ちで始めたのです。生まれつき記憶力がよかったわけではないですし、そのときすでに大学生になっていました。高校生とか中学生のときにこれを知っていたら、受験などいろいろなところに応用できたかなと思っているところもあります(笑)。

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