窪田:メモリースポーツと出合ったことで、とくに語学の効率が上がったと感じたそうですね。
青木:実は大学受験で一番苦労していたのが、英単語と古文単語の暗記でした。リンゴがなぜappleになるのかなんて考えても仕方ないことで、これらはいわば「意味のないもの」ですよね。こういうことを覚えるのが大変で、受験勉強でも足を引っ張った実感があったのです。でもそれが、普段からたくさんのものを覚える訓練をしたことで、暗記自体の負荷が下がったり、効率的に覚える方法が身に付いたりしました。それで語学にも興味を持てるようになって、オーストラリアにも留学しました。あとは韓国語も勉強しました。韓国語(朝鮮語)って日本語と文法がほぼ一緒で、単語だけ覚えれば、日本語とかなり同じような感覚で使える言語なのです。もちろん発音やヒアリングはまだまだですが、3カ月ぐらいでかなり使えるようになりました。
記憶力は鍛えられる
窪田:私にとっての英語は子どものときに習得しているものなので、もう日本語と同じ。無意識のうちにできるようになっているので、何かを覚えたという感覚はゼロです。でも記憶力を鍛えることで、そういった語学への活用もできるのですね。
青木:ただ、最初は自分でも「記憶力を鍛える」ということができるなんて思っていませんでした。できる人は生まれながらに頭がいいから、あるいは才能があるから覚えられるんじゃないかと思っていたのです。でも、正しい方法で練習していくと、昨日は覚えられなかったものが今日は覚えられるようになって、記憶できる分量も増えたり、そこにかかる時間もどんどん短くなったりしていくんです。





















