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【狙われた日本ブランド】「社長がガンに」「つぶれそう助けて」 《栃木レザー》騙るニセ広告や商品が横行…「ご当地ブランド」破壊の"根源"

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

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自然素材を使用した昔ながらの“なめし工程”を守り続け、柔らかく堅牢性のあるヌメ革に定評のある高級皮「栃木レザー」。今、ニセ広告やニセモノが頻出しています(画像:「栃木レザー」公式サイトより)

栃木県の老舗の革工房「栃木レザー」のニセ広告が話題になっている。

これまでも、ネットで有名ブランドの模造品を販売して問題になる事例が多く見られたが、最近は「ご当地ブランド」にまで被害が拡大している。

エルメスやルイヴィトンなどのグローバルの高級ブランド品の模造品を売ったり、大手家電メーカーやスポーツメーカーのロゴをまったく関係ない安物の商品に印字するなどして偽装して販売したり――といったケースが中心だったのだが、その影響が地方や小規模なブランドにも広がってきているのだ。

【写真】「何かがおかしい」「ホンモノと全然違う」 《栃木レザー》を騙る“激安バッグ”の広告(6枚)

「病気の父を助けて欲しい」情に訴える“ニセ広告”

2月に入ると日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』やフジテレビ系列『Live News イット!』で、冒頭の「栃木レザー」の事例が紹介された。

このケースでは、「栃木レザー・100周年記念商品限定販売」とうたった動画広告が配信されており、「病気の父を助けてほしい」「廃業するので職人に給与を支払わなければならない」といった情に訴えるようなメッセージが発信されている。これらはすべてウソの「ニセ広告」である。

実際に届いた商品も粗悪品で、栃木レザーはクレームを受けて、SNSで注記喚起せざるをえなくなっているという。

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【「鯖江のメガネ」「燕三条のフライパン」なども標的に】

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