1/5 PAGES
横断歩道を青信号のうちに渡りきれなくなったら、「体力に赤信号が灯っている」と考えたほうがよさそうです――。そう語る整形外科専門医でフィットネストレーナーの吉原潔氏は、ウォーキングの有用性を説く一方で、せっかくのウォーキングで「もったいない歩き方」をしている人が多いと指摘します。
本稿では、そんな吉原氏が提唱する「体力低下を食い止める歩き方」の2つのポイントについて、同氏の著書『
疲れない、回復できる、速く・長く歩ける 体力低下を食い止める30秒習慣』から一部を抜粋・編集する形で解説します。
赤信号に変わるのが早すぎる?
「先生、この頃私ね、青信号で横断歩道を渡りきれなくて。ハラハラすることがあるんですよ」
先日、診察時に70代の常連の患者さんからこんなことを言われました。
「いつ頃からそう感じるようになりましたか? あなたは骨粗しょう症だけで、歩行を妨げるような病気はないですけどね」
こう私が返すと、
「急に、というより、最近そういうことが多いんです。前は余裕で渡れていたんですから、やっぱり年のせいでしょうか」
この患者さんが、赤信号に変わる前に横断歩道を渡りきれないのは、なぜだと思いますか?
A 青信号から赤信号に変わるのが早すぎる
B 患者さんの歩くスピードが、以前より遅い
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES