無痛MRIやエコーの有用性は?【乳がん検診】専門家が語る"真実"――マンモグラフィのエビデンスと後悔しない検診の受け方を徹底解説

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新しい乳がん検診として注目される「無痛MRI」だが、がん検出の実力はいかに(写真:等潤病院提供)
早期発見・早期治療のために受ける「がん検診」。地域でやっているものから、ビックリするほど高額な人間ドックまでさまざまなものがあるが、いったい何を受けるのが一番メリットがあるのだろうか――。
近年のエビデンスに基づいた検診の最新情報をお伝えする。今回は「乳がん検診」について見ていこう。

2021年に乳がんと診断された人は9万9449人。5年前に比べて約4000人増えている(全国がん登録罹患データ)。この理由については、食生活の欧米化や出産経験のない(少ない)女性の増加などが挙げられている。

一方で、乳がんは早期発見・治療をすれば、5年生存率は9割程度と高く、“検診の重要性が高いがん”ともいえる。

ただ、この乳がん検診に関しては、さまざまな情報が錯綜しているのも事実。そこで、乳がんを早期に発見する検診の定説、最新情報をまとめた。

住民検診と職域検診の違い

国立がん研究センターがん対策研究所・検診研究部の細野覚代(ほその・さとよ)室長は検診の専門家。「近年、乳がんと診断される人が増えているのは、冒頭の理由のほかに、検診手法が発達して、精度が向上している面もある」と指摘する。

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