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「バブル」と「ゆとり」に挟まれ…時代の波に翻弄され続けた"ロスジェネ世代"特有の【さみしさ】の正体

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「ロスジェネ世代」が抱える特有のさみしさについて解説します(写真:ロストコーナー/PIXTA)
さみしさは、「人間である限り誰もが向き合う普遍的な感情」です。そしてそれは、心の弱さではなく「つながりたい」という人間らしい営みの裏返しでもあります――。こう語る脳科学者の中野信子氏ですが、時代の影響を色濃く受けた世代集団には、特有の「さみしさ」があるのではないかとも指摘します。
本稿では、就職氷河期を経て、「バブル世代」と「ゆとり世代」の間で虚無感を抱えてきた「ロスジェネ世代」に特有の「さみしさ」について、中野氏の著書『「さみしさ」に負けないための脳科学』から一部を抜粋・編集する形で解説します。

「バブル世代」と「ゆとり世代」に挟まれて

本稿では、ひとりの人間の一生を縦断的に見ていくのとは別の角度から、時代の影響を色濃く受けたと考えられる世代集団(ロスジェネ世代)が抱えるさみしさについて、少し見ていきたいと思います。

この世代は、2025年現在、50歳前後になっています。この時期は、能力、体力的に、人生の大きな分岐点といえるでしょう。これからは、これまで蓄積した知のリソースを活かして人生を生きていくことが求められます。

一般的な仕事でいっても、まさに働き盛りの年頃。30代の頃以上に重要なポストを任され、責任を負っている人も多いはずです。

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【「就職氷河期」を経てきた世代の特徴】

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