スマホやネットは禁止!森の中でのびのび過ごす《ニュージーランド私立学校》の実態 在学中の"日本人高校生"にも話を聞いた
想像してみてください。もしあなたの子どもが半年間、スマホもインターネットもない海外の大自然の環境で生活したとしたら――。
ニュージーランドの寄宿学校であるSt Paul’s Collegiate Schoolには、生徒たちに徹底した生活自立とアウトドア教育を施す「Tihoi Venture School」という特別プログラムがあります。本稿では、実際にそのプログラムを体験した日本人男子生徒などに話を聞きました。
ニュージーランドでは私立学校が希少
ニュージーランドには、約2500校の小中高校が存在する中、私立学校はわずか約90校に限られます。さらにその中で47校が、ニュージーランド私立学校協会(ISNZ、Independent Schools of New Zealand)に所属しています。
ISNZは2004年に設立されたチャリタブル・トラスト(公益信託)として、ニュージーランド全土の私立学校を代表する団体。そのミッションは、学校同士の協働や研修支援を通じた教育の質の向上と、国や社会への私学の価値発信にあります。



















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