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ビジネス #ローカル鉄道の岐路

いすみ鉄道「全線で長期の運休」が続く異常事態、国は脱線事故の原因をまとめた報告書を公表し同社に勧告、問われる持続可能性

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いすみ線はJR外房線の大原駅(いすみ市)と上総中野駅(大多喜町)を結ぶ26.8kmの路線。その歴史は古く、1930年、国鉄木原線として大原―大多喜間が開通したのが始まりだ。木原線は国鉄の経営再建計画で、バス転換が適当とする特定地方交通線に選定されたが、JR発足後の88年、千葉県や夷隅地区の自治体が出資する第三セクター・いすみ鉄道に継承され、鉄道路線として存続した。

いすみ鉄道の路線となった後も、沿線人口の減少などを背景に厳しい経営環境は続き、2008年度には線路や信号といった鉄道基盤を維持管理するための経費を県と沿線市町で協調して負担する「みなし上下分離方式」を導入することになった。

今回の脱線事故について、いすみ鉄道は25年6月に、利用者の多い大原―大多喜間(15.9km)の工事を先行させ、27年秋ごろまでに運行を再開する方針を明らかにした。復旧費用に約14億5000万円が必要として、関係自治体に資金面での支援を要請した。このうち約10億円は線路や車両などの修繕、残りの約4億5000万円が代行バスの運行にかかる費用だ。

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