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「飲食の店長はいまや高級取り」 丸亀製麺の「トリドール」が発表した《年収2000万円店長》が与えた衝撃…「単なるウケ狙い」とは言えないワケ

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  • 岩崎 剛幸 経営コンサルタント/ムガマエ代表取締役社長

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「丸亀製麺」を運営するトリドールの新人事制度が話題です(写真:今井康一撮影)

うどん店チェーン「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングス(以下、トリドール)が、同店店長の年収を最大で2000万円にすると発表して話題になっています。

個人繁盛店のオーナーならまだしも、サラリーマン店長で年収2000万円を狙えるというのは飲食業界では聞いたことがありません。

なぜ同社は突然、そのような人事制度を打ち出したのでしょうか。また、それは実現可能なのか。その裏には、単なる年収アップ以上に、同社が取り組んでいる経営の本質がありました。

実際、「飲食業の年収」はどれくらいなのか?

ここで日本の飲食業の年収ランキングを見てみましょう。

国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースを持つSalesNowが、外食業界の中でも特に上場企業を対象にした「平均年収ランキングTOP20」を2025年7月に発表しました。

これによると、日本の外食業界第1位はコメダ珈琲の持ち株会社「コメダホールディングス」です。外食産業で唯一の1000万円超えをしています。

2位がサッポロホールディングス、3位が東海汽船、4位にはスシローを運営する「FOOD&LIFE COMPANIES(以下、F&LC)」、そして5位に入ったのが「丸亀製麺」のトリドールです。

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【業界で見てもトリドールの給与は高い】

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