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「ボクシング試合で2人死亡」から考える"コンタクトスポーツと脳の安全性"――研究でわかったリスクと脳を守る対策《医師が解説》

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コンタクトスポーツと脳の関係を医師が解説します(写真:Nekokamera/PIXTA)

8月2日、東京・後楽園ホールで開催されたプロボクシングの同じ興行で、試合をした2人の選手が、相次いで急性硬膜下血腫により亡くなるという衝撃的な事故が起きました。同一興行で2人の選手が死亡するのは国内では異例の事態です。

今年5月にも、大阪で行われたボクシングの試合で選手が急性硬膜下血腫を生じ、緊急手術を行ったことが報じられています。

JBC(日本ボクシングコミッション)と日本プロボクシング協会は、2人の死亡を受けて緊急会議を開き、再発防止策などについて協議したようです。減量のために水分を控えることによる体への影響なども指摘されていますが、ここではコンタクト(接触)スポーツの安全性について、考えてみたいと思います。

急性硬膜下血腫とはどんな病気?

急性硬膜下血腫とは、打撲など頭部に強い衝撃を受けた際に、脳の表面の血管が破れて出血する病気です。脳を包む硬膜と脳の間に血がたまり、脳を圧迫します。

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