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「助手席に監視員?」テスラ≪ロボタクシー≫始動2週間で露呈した“現実”

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テスラ・ロボタクシーのロゴマーク(写真: Tim Goessman/Bloomberg)
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イーロン・マスク氏の電気自動車メーカー、テスラは、準備不足がうわさされていたロボタクシーサービスを6月22日より開始した。

もともとの話では、テスラはFSDオプションを搭載するテスラ車による、「無人の」自動運転配車サービスを提供するとしていたが、ふたを開けてみれば、ロボタクシー用Model Yの助手席には、テスラの安全監視員が搭乗していた。

サービス開始から2週間余りが過ぎたいま、テスラのロボタクシーサービスに対する人々の反応はどうなっているだろうか。

イーロン・マスク氏が語った自動運転の夢

2016年7月、マスク氏は10年間先までの展望を記したテスラ・マスタープラン・パート2を発表した。そこにはテスラオーナーが将来「テスラアプリのボタンをタップするだけで自分の車をテスラの自動運転ライドシェアサービスに追加し、仕事中や休暇中など、クルマを使わない時間に収入を生み出すようになる」という、まるでSF小説のようなことが書かれていた。

しかし同年10月、マスク氏はテスラの全車両に、完全な自動運転を実現する能力を備えたハードウェアを搭載すると宣言した。

2019年になると、マスク氏はテスラが2020年までに100万台のロボットタクシーを路上に走らせるだろうと主張した。だが、さすがにこの約束が実現することはなく、マスク氏はこれ以後、毎年のように業績報告の場で「⁠来年には大量のテスラ車がアメリカの公道を駆け巡っているだろう」と述べては、約束を果たせずに終わるというパターンを繰り返すことになった。

マスク氏の主張では、2016年以降のテスラ車はすべて、完全自動運転が可能なハードウェアを搭載していることになっている。だが現実として、テスラはいまだに完全自動運転を顧客に提供することができていない。

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