「ご飯の食感が違いますね」→「横浜と姫路を新幹線で10回近く往復」 万博で話題「老舗駅弁3社」のコラボ出店、実現までのアツい背景

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
まねき食品 竹田典高
「老舗駅弁3社コラボレーション」ブース。右の人が、3社共同出店の前で駅弁を販売する竹田社長(筆者撮影)
この記事の画像を見る(14枚)

「1958年の発売から60年以上もロングセラー」「累計販売個数1万7000個」。駅弁の代表格「峠の釜めし」関西バージョンが、大阪・関西万博で販売されている。また、横浜名物「シウマイ弁当」の関西オリジナルバージョンも、2022年11月から販売中だ。

「峠の釜めし」の荻野屋、「シウマイ弁当」の崎陽軒、いまのタイプの「幕の内弁当」の元祖のまねき食品。老舗駅弁3社は、万博で1週間限定の共同出店を行っている。いずれも日本を代表する有名駅弁業者(調製元)同士のコラボは、なぜ実現したのか?

真相を探るべく、万博・パビリオン出店の仕掛人である、姫路駅弁や「えきそば」を手掛ける「まねき食品」竹田典高社長にお話を伺った。

実は社長3人とも慶応卒、コロナをきっかけにコラボが実現

万博にも出店している「まねき食品」は、姫路駅開業と同年の1888年(明治21年)に創業。すでに140年近く歴史を重ねた、全国屈指の駅弁業者だ。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事