金利上昇で貯蓄型保険が魅力に ≪積立保険、変額保険…≫7つのタイプのメリットを一挙に比較解説
なかでも大手生保の発売が続いているのが、少額から短期間で積み立てられる「積立保険」です。月3000円や5000円などを3~5年間積み立て、10年後の満期に受け取るものが一般的です。満期時の受取率は105~106%程度で、途中で解約しても100%を下回らないのが特徴です。
従来の貯蓄型保険ではほとんどの場合、契約から短期間で解約すると払い込んだ保険料が戻ってこないか、解約返戻金による払い戻しがあってもごくわずかでした。
これに対して最近発売された積立保険の受取率は契約直後から100%、商品によっては100%以上になるため「元本割れリスクゼロ」ともいわれています。
預金よりリターンが大きい
ある保険会社の積立保険では、月1万円を5年間積み立てると(総額60万円)、10年後の満期時には約3万7000円増えて戻ってきます。同じ金額を預金で積み立て、据え置きしたとして試算すると、現在の定期預金金利で受け取れる利息の総額は約1万円なので、預金よりも増える計算です。
少額から始められ、積立期間が3年や5年と限られているので、預金以外に何か資産運用を始めてみたいという人でも気軽に感じられそうです。販売側は20~30代の若年層をメインターゲットとしているようですが、契約可能な上限年齢は49歳や69歳などとなっており、幅広い年齢層で利用できます。
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