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「人間は、一度に考えられるのは3つまで」複数のタスクを同時にこなすにはコツがある!凄腕ITコンサルが実践する≪T字ラインで並列化≫を紹介

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  • 江村 出 EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社アソシエートパートナー

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優秀な人はパラレルタスクをどのようにこなしているのでしょうか(写真:kouta/PIXTA)
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日々、仕事をしている中では、「これさえやっていればいい」ということはほとんどありません。多くの方は、パラレルタスクで効率よくさばくことを求められているのではないでしょうか。
しかし、このパラレルタスク、やり方によっては効率が爆上がりする一方で、パラレルタスク化によってかえって手数が増えてしまっているケースもあるといいます。
パラレルタスクで成功する人と失敗する人では何が違うのか、どうすればより効率を上げていくことができるのかを、新著『仕事を上手に圧縮する方法 仕事時間を1/5にして圧倒的な成果を上げたITコンサル流 仕事の基本』から紹介します。

タスクは均等にバランスよく進めてはいけない

日常的に私たちは、複数のタスクを「同時並行」でこなしています。「月末が期限の大きなタスクが2つあって、今週中に終わらせるべきタスクが3つあり、メールでお願いされている5つの小さいタスクがある」といった具合でしょうか。

「人間は、一度に考えられるのは3つまで」とよくいわれます。本当にその通りで、私もこれまで何度か4つめの並行化を試みましたが途端に難しく感じました。しかし、逆にいえば3つまでなら、やり方次第で誰でもできる、ともいえます。

そこでまずは、並列化の下手な例と上手な例を比較しながら、パラレルタスクを行うための基本ルールを確認しておきましょう。

ここでは仮に、A、B、Cの3つのタスクを1週間で仕上げるとします。

並列化が下手な人は、この3つのタスクを1日の中で均等に配分して、「時間で区切って」進めようとします。午前中は1時間ごとにタスクを変えて順番にこなし、午後もまた同じようにこなす、という具合です。

一見、全体としては前に進んでいるように思えますが、この進め方は効率がいいとはいえません。むしろ、非常にロスが大きいものです。

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