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神戸の玄関駅、三宮「乗り換え激変」再開発の未来 市が描く「2030年代」の将来像にはLRTの姿も

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  • 山本 学 神戸経済ニュース編集長
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三宮クロススクエアはJR三ノ宮駅の南側にある交差点を中心に、道路の車線数を減らして歩行者空間を大幅に拡充するのが計画の第1段階。神戸市は駅ビルが完成する2029年度に合わせて第1段階に到達したいという。

その準備として歩道の美装化や樹木のライトアップ、第1段階の設計など4億1500万円を2025年度予算に計上した。

建設中の2棟(バスターミナルビルと新駅ビル)をつなぐ歩行者デッキを建設するため現在、資材スペースとして周辺道路の車線数を減少させている。このため、ちょうど現在の車道を残して、新たな歩行者スペースを整備する。

車のルートも変わりそう

三宮クロススクエアの第2段階として神戸市が計画しているのは、現在の交差点をほぼ広場として利用できるように、交差点内の交通を公共交通だけに制限すること。

神戸市は現在、三ノ宮駅前を通る自動車の多くは目的地が三宮周辺ではない通過交通である点に注目。現在工事中である阪神高速道路湾岸線の延伸部(大阪湾岸道路西伸部)の六甲アイランドから駒栄までが完成すれば、阪神高速3号神戸線の渋滞を回避して一般道を走る車も減少し、三ノ宮駅前を一般の自動車が道路として利用できなくなっても構わないだろうというわけだ。

ただ国や阪神高速は、この道路の延伸部が完成する時期をいまのところ示せていないため、三宮クロススクエアの第2段階に取り掛かる時期も未定というわけだ。

2021年4月に完成した「神戸三宮阪急ビル」(筆者撮影)

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