バーの運営を支えるのは、ノンアル飲料に精通したバーテンダー。
この日はバーテンダー歴13年、フランス出身のミシェルさんが来店客と笑顔で会話しながら手際よくカクテルを作っていた。季節ごとに登場する限定ドリンクなど、メニュー開発も担当している。
ノンアル・低アルカクテルを作るのは簡単ではない。ミシェルさんによれば、アルコールは味の深みや複雑さを作り出す1要素。ノンアルだと味の奥深さやキレなどがどうしても出にくくなってしまうという。アルコールの殺菌作用を活用できず、通常のカクテルより腐りやすいのも難点だ。
そこで、野菜や果物、スパイスなどの材料を何通りも組み合わせ、度数の高いカクテルと遜色ない味にできるよう試作を繰り返した。保存のためにはカクテルの基となる素材を真空パックして冷凍するなど、現在もつねに試行錯誤しているという。
この記事は有料会員限定です
残り 1268文字
