素人が「絶品すき焼き」作るたった1つのポイント 年末年始の「新定番」をトマトでアレンジ

✎ 1〜 ✎ 77 ✎ 78 ✎ 79 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
樋口直哉の「シン・定番ごはん」
年末年始の鍋料理として定番化しつつある「すき焼き」。トマトを使った新定番をご紹介します(以下、写真はすべて筆者撮影)
この記事の画像を見る(11枚)
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回は年末年始の鍋料理として定番化しつつある「すき焼き」。トマトを使った新定番をご紹介します。

和牛の長所と弱点は脂肪の多さ

年末年始は家で「すき焼き」という家庭も多いようです。かつて大晦日にすき焼きを食べる習慣は東海地方独特のものでしたが、全国で定番化しつつあるようです。すき焼きをおいしく作るポイントはなんでしょうか。

その答えは「肉選び」にあります。そもそもすき焼きは和牛肉をおいしく食べるために発達した料理なので、和牛がもっとも適しています。

和牛の長所であり、弱点は脂肪の多さ。脂肪交雑=赤身のなかに細かい脂肪(サシと言います)が入るので、加熱してもやわらかさが保たれ、とろけるようなテクスチャーが生まれます。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事