素人が「絶品すき焼き」作るたった1つのポイント 年末年始の「新定番」をトマトでアレンジ

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弱点は「脂肪が多いのでたくさんは食べられない」という部分。よく「年をとったから和牛のステーキや焼肉は食べられない」という声がありますが、和牛はもともとステーキや焼肉でたくさんの量を食べる食材ではなく、すき焼きやしゃぶしゃぶで少量をおいしく味わうもの。

和牛特有の香りがおいしさのもと

その理由はラクトンという香り成分を中心にした<和牛香>という甘い香りにあります。和牛には特有の香りが含まれ、それがおいしさのもとなのですが、この和牛香は80℃で最も多く生成され、100℃以上で加熱すると揮発してしまいます。つまり、高温で焼く料理は向いていないのです。

とはいえ、昔ながらのすき焼きは砂糖をたっぷり使った甘い味付けが特徴。現代の感覚では甘すぎて、牛肉の味わいを覆ってしまうので、今回は砂糖を使わず、代わりにさっぱりとした甘さが特徴のみりんを使います。また、トマトを入れることで酸味が加わりさらにさっぱりと食べられるでしょう。

旧・レシピ 砂糖としょう油を使った濃厚な味付け

シン・レシピ みりん+トマトの酸でさっぱりと

トマトすき焼き
材料 2人分
和牛肩ロース薄切り 200g
玉ねぎ    1個 200g
トマト    200g
にんにく   1片
バジル    適量
オリーブオイル 大さじ1/2
割下
みりん    200ml
酒      100ml
しょう油   50ml
トマトは中型サイズのものがいいでしょう
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