オーケー「関西初進出」で見逃される"本当の強敵" vsライフ…ではなく、もっと怖い存在がいる

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ちなみにオーケーはこの建物の地下1階に入り、1階は100円ショップのダイソー、5階はオーケーの関西事務所を構える。

工事の様子を横目に見ながら道路を歩いて行くと、大きな四葉のクローバーのマークが目に入る。ライフだ。オーケーから本当に近い。確かにこれは激戦の予感をびんびん感じる。

オーケー ライフ 万代
横の白い建物がオーケー。その200m先にはライフが見える。なお、そこからさらに同じくらいの距離のところに万代がある(筆者撮影)

横の白い建物がオーケー。その200m先にはライフが見える。なお、そこからさらに同じくらいの距離のところに万代がある(筆者撮影)

中に入ってみよう。先ほども書いた通り、ライフは10月にリニューアルオープンしたばかりで、中は非常に綺麗だ。入ってすぐは他のスーパー同様、青果売り場が目に入るが、気付くのは「BIO-RAL」というオーガニック食品のコーナー。

ライフ BIO-RAL
ライフが誇る、オーガニック食品「BIO-RAL」のコーナー。高級スーパー感が漂う(筆者撮影)

これ、ライフのオーガニックスーパーのブランドで東京・大阪に実店舗がある。そこで扱われている商品が売られているのだ。

品質の良さで、中価格帯では圧倒的な強さのライフ

こうした売り場構成からもわかるように、ライフはスーパーマーケットの中でも「中価格帯」のスーパーになっている。実際、売られているものの値段はイオンやその他スーパーと比べるとライフのほうが高い。しかしその分、ライフは売り場の演出や商品の並べ方などが工夫されている印象だ。

ライフ
売り場には「Healthy」の文字(筆者撮影)

また、高井田店のリニューアルの要点として、「惣菜売り場コーナー」と「冷凍食材コーナー」の拡充が押し出されている。実際、それらのコーナーを見ていると、確かに広い。これは、高井田周辺が大阪都心部のベッドタウンであり、20〜40代のファミリー・単身世帯が多いためである。

ライフ 冷凍食品コーナー
ライフの、巨大な冷凍食品コーナー(筆者撮影)
ライフ 総菜
惣菜も充実しているのがライフの強みだ(筆者撮影)
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