グレードは、「プレミアム GX MYROOM」と「GRAND プレミアム GX MYROOM」の2つを用意し、駆動方式は2WD(後輪駆動)と4WDが選べる。
最大の特徴は、運転席から後側の空間が、まるで「自宅の部屋」のように使えることだ。白木の木目調で統一された明るい雰囲気で、デザイナーズホテルのような洒落た空間に仕立てられている。
2列目シートは、前側に向いて座る「ドライブ モード」と、フルフラットになる「ベッド モード」、そして進行方向に対して後向きになる「リビングルーム モード」にアレンジ可能。
3つのモードに合わせて、シートの表面と裏面で硬さの異なるクッションパッド構造を採用し、座り心地と寝心地を両立しているという。
なお、法規により安全性を確保する必要があるため、走行中はドライブモードのみが使用可となる。
想定する客層は50〜60代が主体
後部スペースのベッド部分には、2つの仕様がある。ひとつは、跳ね上げベッドで、中央部分が車体右側に跳ね上がり固定するもの。もうひとつが、折りたたみベッドで、2枚のボードを並べてベッドにするタイプだ。
脱着式のスライドテーブルによって、「リビング」「ダイニング」「ベッドルーム」と、車内空間を使い分けることができるほか、間接照明、車内のAC100V出力コンセント、AC100Vの外部電源入力システムなどを装備する。
架装オプションとして、サイドウインドウ用のウッドブラインド、投影用のロールスクリーン、そして「リーフ」の使用済みバッテリーを活用した、日産純正ポータブルバッテリーなどが用意されている。
キャラバン・マイルームの客層について、日産関係者は「50〜60代が主体」と、先行発売されたマイルーム ローンチエディションでの状況を振り返った。
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