INDEX
井上:ドローンの製造販売の会社だと思っていたのですが、ユニークな領域でグローバル展開されているようですね。
徳重:大きく2つの柱があります。1つはドローンを用いて、さまざまな産業に一気通貫のソリューションを提供しています。
もう1つはUTM(運航管理システム)というドローンの運航管理のプラットフォームを広げようとしています。低空域において、将来のドローンや空飛ぶクルマの飛行に向けて、飛行機の航空管制のようなものを提供するサービスです。
井上:どちらも興味深いですね。まず、ソリューションビジネスについてお聞かせいただけますか。
5000ヘクタールの農地に農薬散布
徳重:サービス面で言うと、電力・石油化学業界を中心に、煙突・タンク・ボイラーなどのインフラ設備の点検を実施しています。僕らは、オリジナルのハードとソフトを開発し、オペレーターとして、実際に現地に入ってサービス提供しています。
ドローンといえば、中国のDJIが有名かもしれませんが、彼らはこういった産業に入り込んだソリューションは積極的にはやっていません。
僕らは農薬散布もやっています。たとえばインドネシアでは、1つの農地が約5000ヘクタールもあるんですよ。東京ドームが4.7ヘクタールなので、その1000倍です。このような広大な土地となると、効率的に散布するには、高性能なハードであるドローンとソフトが必要で、腕の立つパイロットがいないとドローンでうまく散布できません。
難しい用途でこそ、しっかりと利益を出すことができます。そのような領域、しかもサステイナブルな領域を狙って、注力しています。
サービスについては3年連続で世界2位です。ドローン・インダストリー・インサイツという毎年ドローンサービス企業のランキングを出している団体があります。そこで、リモートセンシングサービスプロバイダーズという、いわゆるドローン産業のサービスプロバイダーとして世界のランキングの中で当社が2位になっています。
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