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他人にお金を使う人の幸福度が上がるカラクリ

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(写真:Ushico/PIXTA)
「運気」と聞くと、非科学的なもの、エセ科学、スピリチュアル系、うさんくさいなどというイメージがあるかもしれません。しかし、運気が上がっているかどうかは、次の2つに落ち着きます。
1:出来事をどう解釈するか
2:出来事が起こる確率
それぞれ、心理学や脳科学、統計学の話がかかわってくるので、「運気」というテーマは、きっちりと学術的・科学的研究の対象となるのです。『世界の研究101から導いた 科学的に運気を上げる方法』を上梓した明治大学教授の堀田秀吾氏が、科学的に運気を上げるコツを紹介します。

よい行いをすると幸せホルモンが分泌される

ブリティッシュ・コロンビア大学のララ・B・アクニンら[1]は、カナダとウガンダで、「自分のためにお金を使う」場合と、「他人のためにお金を使う」場合とで、被験者にどのような影響が出るかを調査しています。

すると、文化や経済的な文脈が大きく異なる両国で、どちらの被験者にも、他人のためにお金を使う場合に幸福度が高いということが認められたのです。

これにはシンプルに「いいことをした」という満足感もあるのですが、進化心理学的には「コミュニケーションの形成」に対するプラスの感情が大いにあると考えられます。

コミュニケーションをとると、幸せホルモンのセロトニンが分泌されることも分かっています。人間は一人では生きていけません。

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