育休中の「時間足りない」問題を解決する管理術 漫画『時間管理大全』<第1回>

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バランスよく息抜きする方法とは(画像:『マンガで成功 自分の時間をとりもどす 時間管理大全』より)

臨床心理士の中島美鈴さんは、認知行動療法の専門家として、主に大人のADHD(注意欠如・多動症)の方の「なぜか時間に間に合わない」「いつも先延ばしにしちゃう」「気づいたらこんな時間になっていた!」という悩みと向き合っています。

『マンガで成功 自分の時間をとりもどす 時間管理大全』(主婦の友社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

中島さんによると、時間に間に合わない人、遅刻が多い人は「本人の自覚が足りない」という目で周囲から見られ、本人も「自分がだらしないから」「ダメ人間だから」と責める傾向にあると言います。

しかし「精神論だけで解決できるほど、時間管理はたやすいものではない」という中島さん。

遅刻が多い人、締め切りが守れない人、ついダラダラしちゃう人などは、「開始から完了(実行)までの時間管理」に問題がある、として、この過程を4つのステップに分けて考えようと呼びかけています。

4つのステップとは、

(1)スタート(とりかかり)
(2)プラン(計画立て)
(3)モニタリング(進捗を気にして)
(4)脱線防止(やりぬく)

合言葉は、この4ステップの頭文字をとって「すーぷもだ!」。

中島さん著『マンガで成功 自分の時間をとりもどす 時間管理大全』から一部を抜粋し、具体的な事例をもとにした時間管理術を見ていきましょう。

この記事の漫画を読む(13ページ)
中島 美鈴 臨床心理士、公認心理師、心理学博士

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なかしま みすず / Misuzu Nakashima

1978年福岡県生まれ、臨床心理士。公認心理師。心理学博士(九州大学)。専門は時間管理とADHDの認知行動療法。

肥前精神医療センター、東京大学大学院総合文化研究科、福岡大学人文学部などの勤務を経て、現在は中島心理相談所所長。

ほかに、九州大学大学院人間環境学府にて学術協力研究員および独立行政法人国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部非常勤研究員を務める。

著書には『ADHDタイプの大人のための時間管理ワークブック』(星和書店)、『ADHD脳で困ってる私がしあわせになる方法』『マンガでわかる精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』『マンガで成功 自分の時間をとりもどす時間管理大全』(以上主婦の友社)『脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート』21(すばる舎)など本書を含めて全55冊がある。

時間管理の専門家としてNHK「あさイチ」の出演や、朝日新聞でのコラム連載やセミナー講師など、多方面で活躍している。

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あらい ぴろよ イラストレーター、漫画家

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あらい ぴろよ / Piroyo Arai

『ワタシはぜったい虐待しませんからね!(著書)』『今日からしつけをやめてみた(イラスト)』『まんがでわかる子育て・仕事・人間関係ツライときは食事を変えよう(マンガ)』(すべて主婦の友社)、『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』(光文社)など、親子の気持ちに寄り添った、子育てのリアルテーマのマンガが大好評。また著書『“隠れビッチ"やってました』は実写映画化され人気に。

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