「通常のシズラーにはないのでは?」と思って尋ねたところ、宿泊したゲストからの要望を受け、追加されたとのことだった。(※通常店舗では和食の提供はありません)
一方のチーズトーストは、ロイヤルホストのパンケーキと並ぶシズラーの名物だ。パルメザンチーズのスプレッドが焼き固められた表面はザクザク、裏はふわふわ。食感のコントラストが絶妙で、チーズの風味と香ばしい味わいがあとを引くひと品だ。押上店ではサラダバーのパンコーナーに陳列しており、好きなだけ味わうことができる。
通常のシズラーのサラダビュッフェは、朝2145円、昼2574円、夜3223円。そう考えるとこの朝食は、かなり高コスパではないだろうか。
「日本人のお客様に喜んでいただいているのはもちろんですが、シズラーはアメリカ、オーストラリア、東南アジアでも認知されており、インバウンドの集客にもひと役買ってくれています」と宗像氏。一方でロイヤルホストは海外ではまだ認知が少ないそうで、「今後ラーメン、カレーに続いて日本の洋食も受け入れられていくのでは」と期待を込める。
(※シズラーのモーニングサラダバーは、土日祝日・一部店舗限定にて実施)
ロイヤルホストやシズラーが朝食会場になったワケ
そもそも、なぜロイヤルホストやシズラーがリッチモンドの朝食会場なのか。実はリッチモンドは、ロイヤルホストとシズラーを経営するロイヤルホールディングスのグループホテルなのだ。
1996年、ホテル事業2軒目として創業した『ロイネットホテル武蔵野』(現・リッチモンドホテル東京武蔵野)からシズラーで、2000年の『ロイネットホテル仙台』(現・リッチモンドホテル仙台)の創業から、ロイヤルホストでの朝食提供を開始している。
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