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横浜線直通計画もあった「みなとみらい線」秘話 2024年で開業20年、距離は短いが工事は難航

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  • 森川 天喜 旅行・鉄道作家、ジャーナリスト

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東急東横線内を走るみなとみらい線の車両Y500系(編集部撮影)
【写真を見る】横浜線直通計画もあった「みなとみらい線」秘話 2024年で開業20年、距離は短いが工事は難航(10枚)

2004年2月に開業した横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜―元町・中華街間 4.1km)との直通運転開始にともない、東急東横線の横浜―桜木町間が廃止されてから20年が経過したと、あるコラムに書いたところ、「懐かしい」「もう20年ですか」といった声が寄せられた。

だが、こうした懐かしむ声ばかりでなく、直通運転開始によって渋谷方面から横浜中華街などへのアクセスが便利になった一方、東横線の横浜駅地下化により、他線との乗り換えが不便になったという声も目立った。

今回は、2024年で20周年を迎えたみなとみらい線の開業までの経緯や、具体的にどのような工事が行われたのかなどについて、あらためて振り返ってみたい。

「東急線の一部」ではなく三セク鉄道

みなとみらい線は、東急もしくは横浜市営地下鉄の1路線だと思っている人もいるかもしれない。だが、同線を保有・運行(電車の運転業務は東急電鉄に委託)する横浜高速鉄道は、横浜市、神奈川県、東急などが出資する独立した第三セクターの鉄道会社である。

この横浜高速鉄道は、みなとみらい線以外に、こどもの国線を保有している。こどもの国線は第三種鉄道事業者としての横浜高速鉄道が線路等を保有し、東急電鉄が第二種鉄道事業者として旅客運送事業を行っている。

営業最終日、東横線の桜木町駅には多くの人が集まり、名残を惜しんだ(提供:東急)

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