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「バター丸ごとホットケーキ」出す店の隠れた意図 消費者が知らないバター生産の「不都合な真実」

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できたてバターを丸ごと載せたホットケーキ。週末には2時間待ちの行列ができる(撮影:尾形 文繁)
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1本100グラムのできたてバターを丸ごと載せたホットケーキが目玉商品の「BUTTER 美瑛放牧酪農場」。週末にはこのホットケーキ(税込み2420円)を求めて2時間待ちの行列ができる。

東京・丸の内ビルディングの地下1階にある店舗は約70坪とかなり広い。ガラス張りの店頭ではバターを攪拌するバターチャーンが回り、店員が手作業で黄色く輝くバターを包装する光景が見られるなど、バター好きにはたまらない店だ。同店ではここで1日約30キロのバターを作ってカフェで提供しているほか、ビスケット20種類(1枚100~350円)や牛乳・チーズといったさまざまな乳製品を販売している。

その日に製造したバターしか売らない

美瑛放牧酪農場という名前に聞き覚えがある人は、パンマニアかもしれない。何しろ北海道にあるこの牧場は、高級食パンというジャンルを開拓した「セントル・ザ・ベーカリー」と同じ美瑛ファームが経営している。

仕掛け人は本格フランスパンの人気を盛り上げた渋谷と丸の内のパン屋「VIRON(ヴィロン)」を営むル・スティルのオーナーである西川隆博社長だ。丸ビル側から地下の入り口となるこの広い場所を提示されたときも集客力には自信があったというが、高級パンの火付け役である西川社長が今、バターに入れ込むのはなぜなのか。

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