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「ストレスに強くなりたい」という願いの大問題 耐えるより、いったん凹んで回復することが重要

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(写真:shimi/PIXTA)

「自分はストレスに弱いので、もっとストレスに強くなりたい!」という人は、たくさんいます。私のYouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」(登録者数46万人)に、そうした質問が多数寄せられています。

結論を言いますと、ストレスに強くなる必要はありません。むしろ、ストレスに強くならないほうがいいのです。「自分はストレスに強い。まだ大丈夫」と思っていても、ストレスを我慢し続けていれば、いつかはストレスに打ちのめされてしまいます。あまりにも我慢しすぎるから、心が折れてメンタルを病むのです。

ガードをかためるよりも、しなやかにかわす

「ストレス耐性」という言葉があります。ストレスに耐える力。我慢強さのようなイメージです。しかし、最近の心理学、精神医学の領域では、「ストレス耐性」を高めるのではなく、「レジリエンス」を高めよう、と言われます。

レジリエンスは、「心のバネ」「回復力」とも訳されます。嫌なことがあって凹むことはある。そこから、バネのように、速やかにもとの状態に戻ることができればよいのです。私はレジリエンスを「心のしなやかさ」と訳すのがわかりやすいと思います。

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