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「軽井沢移住」子どもの教育メリットとデメリット 子の自己肯定感は「競争環境」との距離で決まる

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  • 佐宗 邦威 多摩美術大学特任准教授、戦略デザインファーム「BIOTOPE」代表

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軽井沢の湯川ふるさと公園からは晴れていると浅間山が一望できる(写真:あさま社)
「我が子の教育をどうするか?」子をもつ親であれば誰もが悩むテーマ。東京の世田谷区で2人の子育てをしていた戦略デザイナーの佐宗邦威氏も、葛藤の末、軽井沢移住を決断しました。環境が変わり、子育てはどう変わったか? 佐宗氏が人生のトランジション(過渡期)を描いた新刊『じぶん時間を生きる TRANSITION』から一部引用・再編集し、「教育移住」の現実と迷い、自然の中で子育てするメリット・デメリットをお伝えします。

10歳までは、自己肯定感を

我が子の教育をどうするか? これは、子どものいる家庭であれば誰もが悩むテーマではないだろうか。我が家もそうだった。移住を検討していた頃、幼稚園の年中の娘と、保育園に預けている2歳の息子がいた。

コロナになったことで、感受性が豊かな幼少期には、マンションの一部屋ではなく、自然の中でのびのび育ってほしいと具体的に考えるようになった。これは移住の決め手にもなった。ただし「自然の中で育てたい」だけでなく、その前提としては夫婦で次のことを教育方針として共有していた。

・子どもは、自分で判断して、自分で決めるという自己決定権を持っている。
・小学校の時期までは、過度な競争には巻き込ませない。10歳くらいまでは、自己肯定感を育成し、その後、中学校以降で競争環境に入っていけるとよい。

このような教育方針を考えた時、東京を離れ、軽井沢という地で子どもを育てることは僕たち夫婦にとっても合理的な選択になった。実際、軽井沢には教育感度の高い人が集まっている。移住を悩んでいた時に、移住の先輩からの次の言葉を聞いたことも後押しになった。

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【日本で教育を受けさせるなら長野が良い】

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