睡眠2時間で土日も出勤、担任復帰の壮絶な日常
石田:まずは、小学校で働くAさん、現在の生活スタイルをお聞かせいただけますか。
30代の公立小学校教諭。7歳と3歳の子どもを育てながら通級指導教室を担当。
A:夫婦共に勤務地が遠いので、曜日ごとに交代で下の子の保育園の送りをやりくりしています。私は30分の年休を取って対応しているのですが、このスタイルでは毎日朝の会がある学級担任はできないので、現在は通級指導教室の担当にしてもらっています。
石田:復帰後はずっと担任を持っていないのですか。
A:上の子の育休後は、家と勤務校が近かったこともあり担任として復帰しました。でも、初めての1年生の担任で大変なうえ、当時は朝からワンオペで、保育園の送迎も私の担当。毎朝、食事の後片付けもできずに家を出る生活で、「今日も片付けられなかった」と涙目でした。上の子は発達障害があって行き渋りも出て不安定になり、復帰後の数カ月は本当に大変でした。家も夫婦関係も荒れていましたね。


















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