2024年米大統領選はデサンティス氏かもしれない 中間選挙を機にアメリカ政治で進む世代交代

アイオワ州党員集会
                         8月7～10日 11月11～13日
ロン・デサンティス 37％        48％
ドナルド・トランプ 52％        37％
未定               12％        16％

ニューハンプシャー州予備選挙
                         8月7～10日   11月11～13日
ロン・デサンティス 45％         52％
ドナルド・トランプ 45％         37％
未定        10％    11％

デサンティス氏の経歴は「共和党保守本流」の資格十分

上記のように、アイオワ州党員集会では11ポイント差、ニューハンプシャー州予備選挙では実に15ポイント差でデサンティス・フロリダ州知事がトップに立っている。

このデサンティス氏、4年前に初当選したときはきわどい勝利で、「小型トランプ」などと言われていたものだ。それが今回の中間選挙では、民主党のチャーリー・クリスト元州知事の挑戦を実に20ポイント差で退けてみせた。共和党としては、かつては激戦州であり「パープル・ステーツ」と呼ばれていたフロリダ州を、見事に「レッド・ステーツ」に塗り替えたのだから、その殊勲は大なりということになる。

考えてみたらこのデサンティス氏、共和党の政治家としては絵にかいたように美しいレジュメ（経歴）の持ち主である。