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選挙で無風のオバマケア、待ち受ける25年の決断 州民主導で普及も医療費の財政負担が課題に

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  • 安井 明彦 みずほリサーチ&テクノロジーズ 調査部長

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4月、オバマケア拡充の大統領令に署名するバイデン大統領。オバマ氏と拳をぶつけた(写真:ロイター/アフロ)

中間選挙の投開票日が迫ってきた。バイデン政権の評価などをめぐる激しい論戦とは対照的に、ほとんど争点になっていないのが、2010年にオバマ政権の下で実現した医療保険制度改革(オバマケア)の是非だ。

米国の医療保険制度は、高齢者と低所得者に公的な保険が用意されている一方で、現役世代は主に勤務先の企業などを通じて民間の医療保険に加入する仕組みだ。「小さな政府」を好む共和党は、民間保険による競争を重視し、公的保険の拡充に反対してきた。

10年の改革で公的医療保険の対象者拡大などが実現して以来、選挙のたびに共和党はオバマケアの廃止を主張してきた。とくに10年の中間選挙では、オバマケア廃止論への支持が、共和党が議席を大きく増やす一因になった。

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