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成熟した日本の生保市場でも成長余地はまだある--メットライフCEO C・ロバート・ヘンリクソン

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米国最大の生命保険会社であるメットライフ。昨年は、リーマンショックで破綻した同業のAIGグループから、アリコ(アメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー)を買収して話題を呼んだ。メットライフはこの買収によって、アリコの総資産の7割を占めるアリコジャパンを傘下に収めた。

日本を含む国際戦略などについて、メットライフCEOのC・ロバート・ヘンリクソン氏に聞いた。

──日本の生命保険マーケットをどう見ていますか。

一般的には、高齢化が進み人口が減少しているので、成長マーケットといえない。しかし日本人はこれまでずっと貯蓄をしてきており、その貯蓄を退職後の生活に生かそうという人たちが増えている。一方で、国が提供する年金制度や医療保険制度では、すべてを満たすことはできない。そこにギャップがある。

そのギャップを補完し、退職後の安全な生活を確保するための商品を提供していく、という観点から考えると、日本はたいへん魅力的なマーケットだ。

また、われわれのリサーチによれば、日本の中間所得者層の若い人たちは、その上の世代と比べると、保険に加入していない。若い人たちは、商品を買う前にしっかりとその内容を理解し、いろいろ情報を得てから買いたいと思っている。

その買い方は必ずしも対面販売によるものではない。アリコは複数の販売チャネルを持っており、そこに大きなチャンスがある。

日本のように成熟していると見られている市場の中でも、このようにセグメントごとに違う。それを理解したうえで、複数のチャネルを使い、またアドバイスを通じて、新しいニーズを満たす新しい商品を買いやすい方法で提供していけば、成長の機会はまだある。

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