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そこのけ、そこのけ自民党「積極財政派」が通る 日本の財政・金融政策の根元が揺らいでいる

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  • 軽部 謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト

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自民党財政政策検討本部役員会で発言する安倍晋三元首相(左)。中央は西田昌司本部長(写真:毎日新聞社/アフロ)

道に迷わば年輪を見よ──。これは寺島実郎さんが著作『一九〇〇年への旅』(新潮社)のサブタイトルに用いた箴言(しんげん)だ。

寺島さんによると、正確には「道に迷わば、木を伐(き)りて年輪を見よ」。そうすると方角がわかるのだそうだ。父君が作成した小冊子のタイトルに使われていたが、「何か原典があるわけではないと思う」とのこと。

混沌とした時代状況を見抜くにはしっかりとした視座を持ち明確な座標軸を設定せよ、という主旨の言葉として、寺島さんは今でも講演の演題などに使っている。

最近、さまざまな発言を繰り返す安倍晋三元首相を見ていて、この言葉を思い出した。

積極財政で存在感増す

元首相が存在感を示したのは、自民党内での財政政策をめぐる調整の場でだった。

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