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QUAD会合の結果を米外交の蹉跌とみるロシア 「侵略」ではなく「紛争」、共同声明にロシアは安堵

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  • 佐藤 優 作家・元外務省主任分析官

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5月24日、東京で日米豪印(QUAD、クアッド)首脳会合が行われた。そもそもクアッドとは何なのか。日本政府はこう説明している。

日米豪印は、基本的価値を共有し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の強化にコミット。「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、ワクチン、インフラ、気候変動、重要・新興技術などの幅広い分野で実践的な協力を進めてきており、4か国の間では、地域に前向きな形で貢献していくことの重要性で一致している。(日本外務省ホームページ)

この説明によると、クアッドは自由や民主主義という基本的価値観を共有した4カ国の協力体制ということになる。ならばロシアによるウクライナ侵攻に対して、クアッドとして明確な立場表明をしなくてはならない。

「侵略」ではなく「紛争」

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