整体師が伝授「リモートワークねこ背」の解消方法 頭痛や肩こりは「座り方」が原因かもしれない

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

もし、つらい腰痛などの体のトラブルや、老け込んで見えるねこ背がお金をかけずに治るなら、こんなにうれしいことはありませんよね。

それを可能にするのが、「ねこ背伸ばしの座り方」です。この方法なら、始めるのも一瞬。それなのに、続けていくと背筋がスッと伸び、体が勝手に「よい姿勢」を覚えてしまいます。

「ねこ背伸ばしの座り方」には、コツが3つあります。

コツ1:肋骨を机のふちに乗せるようにしてもたれる
コツ2:椅子に浅く腰かけ、骨盤を立てる
コツ3:ひざ頭の真下に足を置き、足の裏を床にぴったりつける

この座り方を30秒意識しましょう。

ここで大切なのが「骨盤を立てる」こと。ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、下の骨盤の図で黒く示した位置、つまり坐骨の先端で座れば、簡単にできます。

座り方のポイント3つ

座り方のポイントも3つまとめていますので参考にしてください。

■座骨の先端で座る

■お尻歩き

■肋骨を机に引っかける

きれいな姿勢に生まれ変わる ねこ背伸ばし
『きれいな姿勢に生まれ変わる ねこ背伸ばし』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

このときの骨盤、背中、お腹の感覚を覚えておきましょう。立っているときもこの感覚を思い出すと、背骨が伸びた姿勢になれるはずです。

仕事など、長時間椅子にかけるときは「ねこ背を伸ばす座り方」でセルフケアを行えば、ねこ背対策はバッチリ! 

ただし、こうしたストレッチは続けることが大切です。気まぐれに1~2回やっただけでは本当の効果は得られません。習慣にして、毎日ケアするように心がけてくださいね。

片平 悦子 日本パーフェクト整体普及協会代表

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

かたひら えつこ / Etsuko Katahira

福島県生まれ。赤門鍼灸柔道整復専門学校卒業。東北大学、金沢大学医学部で2年間の解剖学実習研究生を経て鍼灸院を開業。整体業界35年の実績。5万人以上の臨床経験を持ち、全身の筋・膜・骨格調整法をパーフェクト整体として確立。2012年より、開業3年以上の整体師にパーフェクト整体を伝授。卒業生は500名を超える。6万部突破17刷となっている脳脊髄液のセルフケア法『3つの体液を流せば健康になる』(三笠書房)を代表とする著書7冊、累計15万部越えの著者。自身の脳脊髄液減少症をも改善させた「モゾモゾ体操(R)」は評判となり、様々な雑誌をはじめ、新聞などメディア取材掲載多数。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事