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「起業家も投資家も急増 米国の背中が見えてきた」 VCトップが語る/Z Venture Capital社長 堀 新一郎

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ほり・しんいちろう 1977年生まれ。慶応大学卒業後、システムエンジニアを経てドリームインキュベータで投資事業などに従事。2013年ヤフー入社。同年7月にYJキャピタルに異動し、16年11月から現職。
日本のベンチャー投資は専業のVCだけでなく、事業会社のコーポレートVC(CVC)も積極的だ。ヤフーとLINE傘下のVCが今年4月に合併し発足したZベンチャーキャピタル(ZVC)は、国内CVCとして最大規模の300億円のファンドを組成した。堀新一郎社長がベンチャーと事業会社のシナジーの生み出し方を語る。

──CVCを作る会社は増えていますが、成果を出す秘訣は何でしょう。

まず重要な点はファンド自体の黒字維持だ。親会社の出資金がマイナスになれば継続する意味はない。ZVCでは投資先を厳選し利益を出せている。

ただ利益を出すだけであれば(専業の)VCに出資者として参加すればよいので、将来シナジーが生まれそうな投資領域を明確に定める。投資先はヤフーやLINEなどグループ会社との相性がよい「メディア」「コマース」「フィンテック」の3つを柱にしている。

経営陣もCVCに積極関与

──本社が丸投げするのではなく、経営陣の関与も深いと。

投資委員会にはZホールディングス(ZHD)の経営陣も参加する。川邊(健太郎社長)がヤフーの社長に就いた際、シナジー重視の戦略になった。買収で成長した米国企業のように、有望なファミリーになる企業に投資してくれと言われている。ZVCでは、今は小さくても3〜4年後の成長が期待できるベンチャーに投資していく。

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