コロナ禍で1億円以上を稼ぐ個人投資家が急増しているという。昨年春の緊急事態宣言時に在宅勤務となって時間的余裕を得た人が、副業としてネット取引を始めたのだ。その一部は、株式だけでなく仮想通貨(暗号通貨)にまで投資対象を広げている。
仮想通貨は24時間いつでも取引ができ1日の値動きが株式より激しいため、リスク選好度の高い個人投資家が好んでいる。主な投資手法は、デイトレードで値上がり気配にある通貨を見つけてその通貨を買い、短時間で利益を確定するもの。1日の終わりにポジションを持ち越さないのが基本だ。
筆者には、副業で仮想通貨を取引している友人がいる。先日は1週間で500万円を稼いだと有頂天だった。もっとも、その前は仮想通貨の取引で累計300万円の損失を出していると言っていた。夜寝るとき以外はパソコンかスマートフォンで相場を見ているらしく、「時間当たりの儲けは、本業より少ない」とのことだ。
その友人が儲けることができるようになったのは、主戦場を有名なビットコインから1500種類あるというアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)に移してからだ。高速取引を駆使する投資家がいるビットコインでは、個人投資家が勝つのは難しい。高速取引を使う大口投資家がいないマイナーなコインが狙い目だという。
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