2021年は丑年。相場格言では「丑つまずき」だが、市場関係者には底堅い展開を想定する見方が多い。日経平均株価の3万円乗せを予想する声もある。
20年3月以降の値上がりを牽引した原動力は先進各国の超金融緩和政策の継続に伴うカネ余りの長期化だ。リスクマネーの市場流入を後押しし、日経平均は3月安値から約64%上昇した。
「資金供給が潤沢なため好材料にばかり反応する」(国内証券)。米国では新型コロナウイルス感染が再拡大し、同年12月には1日当たり感染者数が20万人を超えた。個人消費中心に同国経済への打撃が懸念されるが、市場では追加経済対策への期待が膨らむ。

リスクオンに傾く
21年1月に行われる、米ジョージア州での上院決選投票では、民主党候補が2議席を確保し上院で過半数を奪還できるか微妙な情勢だ。「ねじれ」の可能性が残るが、株式相場はこれを好感。「バイデン次期大統領が選挙戦で掲げた法人税増税などの実施は難しくなる」と都合よく解釈する。
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