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ビジネス #「異例の年」から再起へ

五輪延期をプラスに予選突破を目指す 日本バスケ界のエースの抱負|インタビュー/Bリーグ 千葉ジェッツふなばし 富樫勇樹

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とがし・ゆうき 1993年生まれ。高校は米国にバスケ留学。2014年にNBAのダラス・マーベリックスと契約、同年はNBA下部組織のDリーグ(現Gリーグ)のテキサス・レジェンズでプレー。15年現チームに所属。(撮影:尾形文繁)
身長167センチメートルと小柄ながら、日本人2人目のNBA(米プロバスケットボール協会)の契約選手となり、現在はBリーグ日本人初の1億円プレーヤーとして活躍する富樫勇樹選手。コロナ禍で1年延期となった東京五輪にどう挑むのか聞いた。

──2020年は3月後半にBリーグの打ち切りと東京五輪の延期が決まりました。

前(19~20年)シーズンの最後のほうは不安の中でプレーしていたので打ち切り判断は仕方がない。五輪が1年延期になったことで喪失感やモチベーションの低下を感じたという話を聞くが、僕は全然そんなことはなかった。もう1年しっかりBリーグでアピールして準備できる期間があると感じた。

──20年10月に新しいシーズンが開幕するまでコンディションを維持するのは大変だったのでは。

前のシーズンが中止になったので3~4月は休んでいた。練習場が使えるようになったのが6月中旬だったが、開幕に向けての準備期間はたっぷりあったので焦りはなかった。練習コートでは1つのリングに対して選手とコーチ1人ずつで練習していたが、8月になって少しずつチーム練習ができるようになった。所属する千葉ジェッツふなばしは開幕までにしっかり練習期間を確保できた。

正直、無観客で開幕するのかなとも思っていた。50%でも観客がいる中でプレーできていることはすごくうれしい。千葉の今季の目標はチャンピオンシップ優勝。(過去2季のような)準優勝ではもう誰も満足できない。

年俸1億円が刺激に

──Bリーグ日本人初の1億円プレーヤーですね。

身長が大きくなくてもこうしたプレーヤーになれると、自分より下の世代の選手には刺激やいい影響を与えられたのではないか。NBAの八村塁、渡邊雄太はもちろん、自分もバスケットボール選手の成功例だと思っている。米国の高校に行き、NBAの下部リーグでプレーした経験などが生きて、今こうしてBリーグでプレーし日本代表として試合に出ている。

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