緊急事態宣言が出されていたときを中心に、多くの人がテレワークを経験することになった。それだけでなく、オンラインセミナーなどを視聴した人もかなりいた。在宅勤務で自由な時間が増えたことも要因だったろうし、将来に対する不安感から、いろいろな情報を得たいと思う人が多かったせいもあるだろう。
緊急事態宣言が解除され、テレワークから通常の出勤態勢に戻ってきている企業も少なくない。そのため、今までのようには、オンラインセミナーを視聴する時間を確保できなくなったという人もいるかもしれない。
しかし、社会人が学ぶ方法として、このオンラインを通じた学習というものの可能性を、もっと真剣に考えるべきではないだろうか。なぜなら、そこには、今まで得がたかった学びのチャンスがたくさん転がっているからだ。
人生100年時代といわれ、長い人生でより生き生きと活躍し続けるためには、学び直しやリカレント教育が必要だという主張は、少し前からよく聞かれるようになった。技術や経済の動きが速いことを考えると、社会人が、新しい知識や技能を習得する必要性は高まっている。
とはいえ、実際どうやって学ぶ機会を得るかとなると、多くの人にかなり高いハードルがあったのも事実だ。毎日の仕事をこなすのに精いっぱいな中では、仕事を休んで大学に通うなどの余裕はとてもないというのがかなりの人の実感だった。
ところが、コロナ禍のオンラインを通じた活動の増加によって状況は大きく変化した。オンラインであれば、仕事を休んだりせずに、空き時間に学習をすることが容易にできるからだ。また、細切れの時間を有効活用することも可能だ。今までも通勤時間を学びの時間に有効活用している人はいたが、これからは、もっとさまざまな空き時間に工夫をして、情報や知識を得ることが可能になるだろう。
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