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「企業のオフィス投資が変わってきた」 中村雅行 オカムラ 社長

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なかむら・まさゆき 1951年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。73年岡村製作所(現オカムラ)に入社。設計施工管理部長、経営企画部長などを歴任。96年取締役。専務取締役を経て、2012年から現職。(撮影:尾形文繁)
机やいすといったオフィス家具の需要は新築ビルの竣工と連動性がある。さらに働き方改革や人員採用のため、快適なオフィス環境を求める企業ニーズが高まっている。オフィス家具の最大手であるオカムラの中村雅行社長に聞いた。

──オフィス家具は働き方改革にも関係するとか?

2015年ごろからか、ワンフロアが広いオフィスビルが好まれるようになってきた。同じ企業であってもビルの上下階に分散すると、人の行き来がなくなって情報も分断される。人のコミュニケーションが大事だと認識されるようになって、ワンフロアの床面積が大きいビルに移りたいという動きが強まっている。

もう1つの動きは、テレワークが普通になったこと。時間の効率的な活用のためとIT機器の発達によるものだ。オフィスも遠隔会議をできるようにしたり、会議室の予約システムを例えばスマートフォンに対応させたりする必要が出てきた。

──オフィスの執務風景は、この10年でずいぶん変わりました。

オフィスは、従来だと組織図と同じように机を配置すればよかった。だがそれでは縦系統が温存され、情報が上下でしか伝達されない。組織横断的にコミュニケーションをするには、フリーアドレスにしたり、共用スペースに工夫を凝らしたりといったことが求められている。だから「創造的な仕事をしたいのならば、オフィス環境をすべてつくり変えるくらいにしましょう」と企業に提案している。働く空間の整備は、採用の面からも必須になっている。

──天板が上下に動く「上下昇降デスク」が売れています。

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