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ライフ #必ず伝わる最強の話術

司会は黒子に徹すると心得よ 参加者の確認や時間管理が大切

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  • 松本 和也 プレゼン・スピーチコンサルタント、元NHKアナウンサー
まつもと・かずや●音声表現コンサルタント・ナレーター。1991年、NHKにアナウンサーとして入局。2016年から株式会社マツモトメソッド代表取締役。

来る6月は結婚シーズン。披露宴や送別会でのスピーチの仕方は第10回でお伝えしました。今回は、披露宴やパーティーなどで司会をする際のコツをご紹介します。

当たり前ですが、司会はまったく目立つ必要はありません。何よりも大切なのは、参加した人に心地よい時間を過ごしてもらうこと。

まずは、パーティーの目的を明確に思い浮かべましょう。例えば、披露宴は新郎新婦をお祝いすること、一般的なパーティーは登壇者に気持ちよく話してもらうことなどがあるでしょう。この目的以外はそれほど考える必要はないのだと思っていただきたいのです。

「言い間違えないように」「スマートに見えるように」など自分をよく見せようと思う必要はありません。私もアナウンサー時代、間違わないように、失敗しないようにと思っていたときは、司会がギクシャクすることが多かったのですが、「下手に思われてもいい。視聴者に中身をわかりやすく伝えることに全力を注ごう」と思えるようになってからは、変に緊張することがずいぶん減りました。

次に、参加者の確認です。確認する内容は、参加者の名前や所属する会社の読み方はもちろん、披露宴であれば新郎新婦との、一般的なパーティーであれば、あいさつが予定されている来賓との関係性などです。ここを怠ると、予定にない方があいさつに立った場合などにあたふたしてしまいます。ここまでが最低限の準備です。

式次第を過信しない

式次第は、披露宴であればしっかりと準備されているでしょう。一般的なパーティーでも、あいさつする方の順番などおおよその流れは決まっていると思います。重要なのは、この式次第があることで安心しないことです。

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