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「サブスクで継続客を増やしていきたい」 松下 剛 MTG 社長

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まつした・つよし●1970年生まれ。長崎県立五島南高校卒業後、日本電装(現デンソー)に入社。ヤマヒサを経て94年、23歳で起業。96年にエムティージーブレイズ(現MTG)を設立、代表取締役社長に就任。(撮影:尾形文繁〉
美容ローラー「リファ」やトレーニング機器「シックスパッド」で知られるMTG。5月10日発表の2019年9月期中間決算(18年10月〜19年3月)は営業利益が7.1億円と、前年同期比86%減だった。前期まで右肩上がりの成長だった同社が直面する課題とは。松下剛社長に聞いた。

──3月後半、通期予想を大幅に下方修正。どう受け止めますか。

この10年間、平均で年4割の成長をしてきた。昨年7月に上場し、上場1年生という立場で今回はいちばん外してはいけない決算だった。株主の皆様には業績で返していくしかない。3年後までにはV字回復を果たしたい。

──失速の要因は何でしょうか。

中国で電子商取引(EC)関連の規制が強化された影響で、日本や韓国の免税店における売り上げが予想以上に減った。

もう1つは美容ローラー「リファ」への依存度が高かったこと。この課題は認識しており、その状態から脱却すべく、さまざまな手を打ち続けてきたが、仕込んでいた商品をリリースするより早くインバウンド減速の波が来た。

──売り上げ構成比で過半を占めるリファのテコ入れ策は?

今後はインバウンドを期待して成長戦略を描くことはいっさいしない。今年秋には「ビューティーテック」と呼ぶ美容家電、ヘアアイロン・ドライヤーに新たに参入する。順調な中国はアリババに加えて、京東(ジンドン)など新たに4社とECで提携するなど販路を拡大していく。

いちばんの目玉は「リファミスト」。化粧水やファンデーションを炭酸ミストで顔に噴射する。美容室を通した販売でリピート率が高いことがわかったので、来年から一般家庭向けに展開する。サブスクリプション(定額課金)で継続客を増やしたい。

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