──3月後半、通期予想を大幅に下方修正。どう受け止めますか。
この10年間、平均で年4割の成長をしてきた。昨年7月に上場し、上場1年生という立場で今回はいちばん外してはいけない決算だった。株主の皆様には業績で返していくしかない。3年後までにはV字回復を果たしたい。
──失速の要因は何でしょうか。
中国で電子商取引(EC)関連の規制が強化された影響で、日本や韓国の免税店における売り上げが予想以上に減った。
もう1つは美容ローラー「リファ」への依存度が高かったこと。この課題は認識しており、その状態から脱却すべく、さまざまな手を打ち続けてきたが、仕込んでいた商品をリリースするより早くインバウンド減速の波が来た。
──売り上げ構成比で過半を占めるリファのテコ入れ策は?
今後はインバウンドを期待して成長戦略を描くことはいっさいしない。今年秋には「ビューティーテック」と呼ぶ美容家電、ヘアアイロン・ドライヤーに新たに参入する。順調な中国はアリババに加えて、京東(ジンドン)など新たに4社とECで提携するなど販路を拡大していく。
いちばんの目玉は「リファミスト」。化粧水やファンデーションを炭酸ミストで顔に噴射する。美容室を通した販売でリピート率が高いことがわかったので、来年から一般家庭向けに展開する。サブスクリプション(定額課金)で継続客を増やしたい。
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