一方、平成の間に京大合格者を最も多く出したのは洛南で、3131人に上る。東大トップ開成の5000人超に比べると少ないが、京大は東大に比べて入学定員が少ないため、合格者数にも影響していると思われる。
2位は洛星の2390人、3位は東大寺学園の2342人、4位は甲陽学院の2135人と続く。
歴代のトップ校の変遷を見ると、89、90年の1位は洛星だったが、91年から洛南がトップに立つ。98年に洛南と洛星が100人で同数1位となったのを除き洛南の独走が続いていた。
そこに待ったをかけたのが西大和学園。10年に洛南と同数の83人の合格者を出した後、15年には81人が合格、初めて単独トップに立った。洛南は24年間連続トップに終止符が打たれたが、翌16年と17年にトップを奪還している。しかし、18年には再びその座を奪われる。大阪府立の北野が34年ぶりにトップに立ったのだ。
大阪府立高の改革奏功、北野が19年もトップ
北野は平成の合格者数累計では5位にランクイン。60〜70年代に上位の常連だったが、復活してきている。その理由は、大阪の府立高改革の影響が大きい。
11年に北野、天王寺、三国丘、茨木などの府立高10校に、進学指導に力を入れる学科として、文理学科が設置された。大阪は学区制だが、この学科では全府内からの出願を可能にした。この文理学科の設置を機に府立高の躍進が始まった。北野は19年もトップとなり2年連続でその座を維持している。
この記事は会員限定です
残り 583文字
