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自動運転技術の競争にどう対応する? Interview|ジェイテクト 社長 安形哲夫

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あがた・てつお●1953年生まれ。76年一橋大学卒業、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)入社。2008年同社専務、11年豊田自動織機副社長などを経て13年から現職。(撮影:尾形文繁)

パワーステアリング(操舵装置)メーカーとして、自動運転の「操作」領域を中心に担っていく。自動運転は今、レベル3(緊急時以外はシステムが操作)までは実用化が見えており、今後レベル4、5(いずれもシステムがすべて操作)と開発を進めていきたい。

今でもパワステにはコンピュータがついており、ハンドルを切った舵角や横加速度、スピード、路面反力などすべてを演算し、最適なモーターパワー性能を出している。運転手は意識していないため、自分で上手に運転していると思っているけどね(笑)。ステアリング制御の技術こそ競争力の源泉であり、自動運転でも生かせる。ハンドルがなくなっても、舵を切る装置自体は絶対いる。

トヨタグループで協業推進 ボッシュと同じ土俵で戦う

──他社との連携も必要ですか。

自動運転は単独ではできない。自動車メーカーの要求に応えるには、ソフトもハードも持っていないといけない。当然ながらトヨタグループ内でも協業を進める必要があり、デンソーやアイシン精機とはよく話をしている。われわれがタッグを組めば、車両全体の統合制御に加え、ブレーキ制御などもそろう。そうなれば(自動車部品メーカー世界最大手の)独ボッシュとも同じ土俵で戦える。

もっとも最終的にはトヨタグループ外にも売れるような力がないといけない。その力がなければ、トヨタへの本当の貢献にならない。外に売れることでフィードバックがあるし、量産効果も出る。

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