土地暴落は起こらない よいモノの見極めが大事
不動産は今、売り時ではあっても買い時ではない。
REIT(不動産投資信託)の最近の投資動向や、マンションの初月契約率といった統計を見ても、いろいろな指標で「高くなりすぎて買いづらくなった」という様子を示している。
都市部の地価はまだ上昇しているが、これが続くとも思えない。上昇の幅は今後縮小し、どこかで反落するところも出るだろう。ただ、日本の不動産市況が暴落するとまでは思えない。
生産緑地の宅地化で住宅マーケットが大きく変動するといわれている。しかし、駅から遠い、起伏の大きい場所など、使えない所も多い。宅地に使える場所と使えない場所の差ははっきりと分かれる。
使える所は高層化、高密度化が進んでいって供給増となるのだろうが、市場を大きく変えるほどかというと、そうは思えない。生産緑地の放出の影響は限定的なのではないか。
言い換えれば、今後の買い場を判断するうえで、2022年という節目に固執する必要はまったくない。土地を買うならば、子どもが生まれて家族が増えたときとか、結婚したときとか、素直にライフスタイルのタイミングに合わせるべきだろう。
個別の実態を見ると、伸びるエリアと、没落するエリアは分かれてくる。タイミングというよりも、その意味では、場所次第、モノ次第になる。
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